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4月28日 〜中国 ⇔ ベトナム 国境の町 ラオカイ(河内)〜

いよいよ、初の陸での国境越え!どきどきしながら中国側の出国手続き。噂では聞いていたが、かなり親切。書き方とか教えてくれる。中国内陸の人もこれくらい親切ならなぁ・・。なんか、雲南省に入ってから中国の人は親切になってきたような気がする。

  中国側のイミグレ             手前が中国奥がベトナム 

そして、何事も無く中国を出国。橋を渡る。国境を渡った。そして、ベトナムのイミグレで入国手続き。かなり適当な感じですぐにあっさり入国。そして、イミグレを出た瞬間、今までに無い猛アタックのバイクタクシー、タクシーの客引き合戦。思ったほどでも無いけど、中国より明らかにしつこい。でも全て断り歩いてラオカイ駅に向かう。これがまた、イミグレから2kmくらい離れた場所にあるもんだから重い荷物を持ってはかなり疲れる。実は、2004年くらいまでは、河口⇔ラオカイは、鉄道で国境越えを出来たらしいのだが、中国側の鉄道が廃線(水害でという話だが・・)となったため現在は徒歩でしか行き来は出来ないというわけ。人はいるが、だからラオカイ駅の鉄道は首都のハノイ行きしかない。ホテルも少しだけ存在するが本当に少ない。

  中国側のイミグレ             手前が中国奥がベトナム 

と思いきや、人が溢れてきた。ラオカイ駅のハノイ行きは夜行列車となるため、夕方発の便が3本くらいある。だから夕方になるにつれて何処からか人がワンサカ集まってきました。確かに昼間暑いもんね。動きたくないよ。それにしても、ベトナム語は本当に読めない。今まで漢字でなんとかやってきたが、これからは漢字も使えない。なんとか地元の人にジェスチャー&指差し会話ブックで助けてもらい切符購入を成功!どっと疲れたよ。

 夕方くらいのラオカイ駅           お昼くらいのラオカイ駅 

ラオカイ⇔ハノイの2等級寝台列車は、中国の列車に比べるとかなり劣る。エアコンは無く扇風機が付いているだけで、牢獄のような車内である。そして、スピードも激遅。でも、ここでベトナム人の人の暖かさに触れることなったのだ。この部屋で一緒になったのは、あまり話してこない大人しいイケメン。爆笑問題太田似の中国系ベトナム人。そして、下の写真のおじいさんと、娘さん。僕らは値段の一番高い下の席で、(下段が170,000VND(1,190円) 中段が160,000VND()の最初このおじいさんと出会った時は、突然中段の席と変わってくれないかという。意味も分からず拒否したのだが、後々指差し会話ブックを使って会話をしてみると、娘さんが病気で手術をしたばかりらしく、胸に大きな傷跡が。これはもう、変わるしかないだろうと思い、下の段の席を譲ることにした。それから、このおじいさんとは仲良くなり、色々とベトナムの言葉を教えてもらいビール・たばこまで奢っていただいた!あと、面白かったのが、爆笑問題太田似の人が、ハノイまで仕事で行くと言っていたのに、途中の駅で何食わぬ顔で降りていった。適当だな(笑)

 2等級寝台列車車内           言葉を教えてくれたおじいさん 

ラオカイ ⇒ ハノイ の鉄道は、夜7時に出発して、ハノイに早朝4時に到着するという、日本では考えられないダイヤ設定となっている。なぜ、こんな中途半端な時間にハノイに到着するのだろう。と。でも、その理由はハノイに行ってからなんとなくわかった。早朝4時だというのに、駅にはタクシーの客引きが山のようにいる。そして、朝は道路が空いているので、旅行者は快適にホテルまで辿り着ける。と、まあ勝手にそう思ってみた。でも昼間の道路はバイク・車でごったがいしてるので、少しは当たってるのでは。
 とまあ、なんだかんだでホテルに着いたのは7時頃。小腹が空いていたので近くに食べる所がないかぶらぶらと歩くことに。すると、近くの道路の隅で「PHO(フォー)」を食べている人達がいた。どうやらここが、屋台らしい。屋根もない所で本当に外。とりあえず腹も減っているので、注文してみることに。言葉が分からないので、隣の人と同じやつをもらう。味はかなり美味しい。パクチーが入ってるので多少癖はあるのだけど、あっさりしていて美味しい。正確な値段は忘れたけどこの値段で食べれるのはかなりいい。確か、15.000VND(100円くらい)だったと思う。

とても美味しい「PHO(フォー)」       ここの屋台で食べました  

4月30日 〜世界遺産 ハロン湾〜

 シンカフェというのは、ベトナムを旅行するにはとても便利な旅行会社である。ベトナム全土にシンカフェがあり、各地をオープンツアーバスというバスを運行している。もちろん、各地見所のツアーも開催している。このベトナムは、シンカフェの力が非常に強く、偽物のシンカフェが堂々と何十件も営業している。今回は前日に、ハロン湾はこの本物のシンカフェで1日ツアーを手配した。

本物のシンカフェ            ハロン湾に向かうバス 

ハロン湾を周遊する船              ハロン湾    

  水上の銀行               船で来る売り子 

戦うニワトリ(らしい)          ハロン湾の鍾乳洞

       鍾乳洞               夕飯のベトナムの焼き肉   

 ハノイは首都なんだけど、高層ビルもほとんど無いし、中心部近くの旧市街と呼ばれる所は道路の舗装がちゃんとされていなかったりする。ベトナムでは、北にあるハノイが政治の中心で、南にあるホーチミン(サイゴン)が経済の中心と呼ばれている。だから、ハノイはあまり高層ビルも無く、穏やかに生活をしているのかもしれない。とはいえ、昼頃になるとバイクがビュンビュン走っているのでかなり喧しくなる。

 ハノイの旧市街              ハノイの旧市街 

 ラオカイの鉄道駅              ラオカイの町並 

5月1日 〜ハノイの街を散策〜

 この日は、ハノイの街を散策することに。すると、旧市街近くのバスターミナルでベトナムの洗礼を受けることに。噂ではベトナムは、ぼったくられると聞いていたのだが、今の所、大きなぼったくりは受けていなかった。(小さいのは頻繁にあるけど)。バスターミナル近くのホアンキエム湖に向けてカメラを向けていたのだが、そこに突然おばさんがやってきて、突然肩の上に荷物を運ぶ籠を乗せられた。何かと思うと記念に写真を撮れという。何か嫌な予感がしたが、確かに記念だと思い写真を撮ることに。すると、おばさんは頼みもしていないのにこの籠に乗せてあったパイナップルを2個袋に詰めだして、写真を撮ったのだから金をよこせという。きたー!これがベトナム流の商売。日本じゃ確実に詐欺として訴えられそう。金額は、写真2枚+パイナップル2個で、50,000VND!高そうに見えるけど、日本円で350円。本当は全然納得してなかったんだけど、面倒くさかったのでそのまま渡すことにした。パイナップルは美味しいかったけど、後味は悪かったです。こーいうのには、気をつけてください。

ハノイの街を散策。キアンキエム湖付近は奇麗に整備してあって近代的な感じになってます。あと、ベトナムの広告看板は凄く独特で、下の写真の様に、ベトナム風(?)イラストが書いてある事が多いです。ちょっと変わったレタッチでいい感じです。

 キアンキエム湖の周り           ベトナム流のイラスト 

  ハノイ大教会              教会近くの町並み 

夕飯は現地の人が行ってるような屋台に行きたかったので、地元の人がいっぱいいる屋台に入った。ここは旧市街のケンタッキーがある通りの近くの屋台なのだが、ここは美味しいかった。そして、安い。人が集まる所に入れば間違いないと思う。

 屋台                 今日の夕飯

5月2日 〜フエ出発まで時間があるので‥〜

フエ行きのバスは夜6時発だったので、荷物をシンカフェに預けて時間を潰す事に。昨日の夜にハロン湾で出会った日本人の方に路上で再会。その時に水上人形劇は面白かったとの情報を頂いた。なので、今日行ってみる事にした。感想は、すごい。人形が水上の上で縦横無尽に動き回る!!人形なのにこんなに粋がよく動き回るのが不思議。言葉はベトナム語なので全くわからないんだけど、なんとなく動きでストーリーは分かる。約40分の人形劇。最後は人形を操ってる方々が出てきて感動のフィナーレ。こーやって操ってたのねと関心します。
左の写真はホアロー収容所。19世紀末にフランスが造った収容所で戦争時に使用された拷問の道具が有るらしい。行った時はたまたまお昼でスタッフさんがランチに行ったらしく見学する事は出来ませんでした。結構外国はランチタイムがあります。

 ホアロー収容所             水上人形劇場

5月3日 〜フエの世界遺産 阮朝王朝〜

フエに到着したのは午前7時頃。フエで宿泊はしないですぐにホイアンに行くので、シンカフェでホイアン行きのバスを手配。出発は午後2時。時間があるので、当初予定になかったフエの世界遺産 阮朝王朝に行く事にした。その前に、そのへんのレストランで朝食を食べる事にした。

   フエのシンカフェ          エッグサンド 自分でパンを切る

フエのPHO                  春巻き 

阮朝王宮の中はかなり広大。そして色んな場所が有る。昔使用されていたっぽい学校なんかも残っている。そして何より、セミの数が多いのかセミが本当にうるさかった。耳がおかしくなりそうでした。ここは来る予定は無かったけど、独特の雰囲気があって来て良かったと思う。実はフエは1945年までベトナム最後の王朝、阮朝の都だったらしい。そして、1968年のベトナム戦争では北の解放戦線と米・南ベトナム政府軍がここで激しい戦闘を繰り広げられた場所らしい。

   阮朝王宮の外              廃墟した場所もある 

  廃墟した学校               廃墟した学校 

 学校の中の石像              阮朝王宮の中 

ベトナム戦争の名残              ベトナムを強調 

5月4日 〜町自体が世界遺産のホイアン〜

ホイアンの近くにミーソン遺跡という遺跡があるらしい。とりあえず、ホイアンのシンカフェに行ってホイアンツアーを申し込むことに。

ホイアンのシンカフェ              ホテル前    

 

ミーソン遺跡についてすこし。ホイアンから約45キロの場所にある。バスで移動。ミーソン遺跡は2〜17世紀に栄えたチャンパ王国の聖地ミーソンの遺跡で、ヒンズー教のシヴァ神を祭っているところらしい。ベトナム戦争でかなりの部分が破壊されてしまったそう。遺跡は9世紀あたりに建てられたものらしい。さすがに、観光化されており、遺跡の入り口はちゃんと整備されておりとても奇麗。遺跡は山の中にあるので、そこまではジープかミニバンで本当の入り口まで乗せていってくれる。ジープに乗りたかったけど、タイミングが悪く行きはミニバンで行くことに。

    ミーソン遺跡の入り口          ジープでミーソン遺跡内部へ  

  ミーソン遺跡1              ミーソン遺跡2  

  ミーソン遺跡3              ミーソン遺跡4  

  ミーソン遺跡5              ミーソン遺跡6  

この町は町自体が世界遺産に登録されているのだけど、その理由がなんとなくわかる。かなり、昔ながらの雰囲気が残っている。道も整備されていない箇所があり、砂利道なんかも普通にある。意外と中国風の建物が多い。中国文化がかなり入り込んでいたのだろうか。そして、日本文化も見られる。日本橋があるのだ。何世紀も前にこの町に日本人町があってそのために建てられたものらしい。この町はかなりのんびりしていていい町だ。

  中国風建物              来遠橋(日本橋)  

  トゥボン川                トゥボン川  

 ホイアンの目印               絵屋さん  

 町                   市場付近

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